過払い請求の交渉術
事務所 「この方は元本30万ですねぇー、それでは、5%カットした285,000円でお願いします」
債権者 「そこを何とか、10%減額の27万でお願いできませんか‥‥?」
事務所 「いいえ、既に利息もカットしてますから、285,000円で!」
債権者 「そうですか‥‥、分りました。では285,000で和解しましょう」
過払いを取り戻す方法には、二通りのやり方があります。
- 電話をかけて取り戻す方法。(早期解決はするが、やや減額される可能性も有り得る)
- 訴えて取り戻す方法。(多少時間はかかるが、利息も含めた満額回収の可能性も有り得る)
冒頭のやりとりは、この二通りの方法のうち、1.の方法にあたり、元本が30万で、電話1本早期解決の手数料として5%差し引かれ、めでたく「和解!」といったところでしょう。 しかし、もしも5%の減額にどうしても納得できない! それにプラスして利息も欲しい! と思っている方は2.の方法で取り戻す事になりますが、概ね大手(TVCMやってるような会社)の債権者は、1.の方法により数割程度のカットで取り戻す事が出来たみたいです。
今年の4月頃までは‥‥。事務所 「この方は元本30万ですねぇー、それでは、5%カットした285,000円でお願いします」
債権者 「‥‥」
事務所 「もしもし?」
債権者 「大変申し上げづらいのですが、5割の15万で何とかお願いできませんか‥‥?」
事務所 「5割っていうと半額じゃないですか! というよりも、それは減額というレベルを超えてますよねぇー!?」
債権者 「それは重々分かっているんですけど、とにかく苦しいんですよ。これでないと決済がおりないので‥‥」
春頃から、こんな感じのやり取りが大変多くなってきました。今までは28万返していたものが、15万になってしまったのです。 1.の方法だと、債権者に言い張られ、泣きつかれるとどうしようもないんですよね。「無理です」とか「決済がおりない」とか言われちゃうと‥‥。
ここで減額に不満が生じれば、2.の方法が浮上してきますが、1.と2.どっちの方法を取るかはお客様が決める事です。 「和解前面談」という電話コーナーがありますが、ここでの面談により、1.2.のメリット・デメリットを司法書士が丁寧に説明し、お客様のご意向を伺う事になっています。 中には、「裁判なんてとんでもない、借金がゼロになっただけで十分満足です」とか「1円たりとも減額しないので、裁判して下さい」などとお客様の考えもそれぞれですので、お客様の意向に沿って事務所が動くことになります。迷って困っている方には、司法書士がきちんとしたアドバイスを致します。
過払いは取り戻せない・裁判までしなくてはいけなくなる、という先入観をもし持っているのであれば、それはそれで間違いではありませんが、そのための対応策はちゃんと用意してありますので安心して下さい。まずは一人で悩まず、ご相談を!
